求められて届くか、
最初からそこにあるか。
MCPメモリサーバーを使うと、エージェントはセッションを超えて残るナレッジを保存し、読み出せます。プロトコルが決めるのは、エージェントがサーバーとどう話すかです。ナレッジがいつ届くかは決めません。そしてコーディングエージェントにとっては、それこそが、ナレッジが使われるかどうかを左右します。
求めに応じて呼び出し
完了しました。割引は注文の合計に適用されます。
尋ねるきっかけが何もなかったので、何も呼び出されませんでした。気づかれない見落とし1件
フックで配信
フック、最初のツール呼び出しの前
- クーポンは明細行に付ける。注文の合計には付けない。
完了しました。割引は各明細行に適用されます。
エージェントが尋ねたかどうかに関係なく、コンテキストに入っています。見落とし0件
PathruleはMCPツールを公開していますが、メモリMCPサーバーではありません。MCPはナレッジがエージェントに届く経路のひとつで、Pathrule自身のMCPについてはPathrule MCPのページで紹介しています。その背後にあるのはインテリジェンスレイヤーです。プロジェクト、個人、チームのナレッジを型付きのメモリ、ルール、スキルとして持ち、パスにスコープし、特定のタスクに必要な部分として届けます。強制ルールは、フックを持つクライアントでは、テキストとして返されるのではなくフックで確認されます。Pathruleを「メモリMCP」と呼ぶのは差し込み口の名前を挙げているだけで、仕組みそのものを表してはいません。
メモリサーバーに求められること。
- 会話の後も残る最低限の条件です。あるセッションで書いたものを、クライアントが保持していなくても、次のセッションで読めること。
- 型付きで返ってくるメモリ、ルール、手順は別のものです。区別のないテキストの塊を返すサーバーは、それらを見分ける仕事をエージェントに押しつけます。
- どのクライアントからも到達できるそもそもプロトコルを使う理由です。ストアはひとつ、エージェントは多数。同じナレッジをエージェントごとに複製する必要はありません。
- リクエストのスコープを示すコーディングエージェントにとって重要なスコープは、作業中のパスです。それがなければ、読み取りのたびにストア全体が返され、その差の分のコストをクライアントが払うことになります。
求めに応じて呼び出す。始まる前に届ける。
- 必要だと判断したときに、エージェントがツールを呼ぶ。
- エージェントが疑いもしなかった制約については、何も届かない。
- スコープは、エージェントが引数で渡したものになる。
- 何もインストールしていないクラウドのみのクライアントからでも使える。
- コンテキストのみ。フックできる書き込み前のイベントがない。
- クライアントが用意するフックポイントで、最初のツール呼び出しの前に一致する部分が届く。
- エージェントが尋ねたかどうかにかかわらず、制約がコンテキストに入る。
- スコープは、フックが実際に見ている作業ディレクトリになる。
- マシンにPathrule(CLIまたはVS Code拡張機能)が必要。
- ツールフックを持つクライアントでは、強制ルールが違反する変更を反映前にブロックできる。
プロトコル自身のリファレンス実装との比較:Pathrule vs MCPメモリサーバー。 出典:Model Context Protocol:リファレンスメモリサーバー, Model Context Protocol:仕様。
同じプロトコル、違う役割。
リファレンスのメモリサーバーは、エージェントが何かを置ける場所です。コンテキストレイヤーは、どのナレッジがツリーのどの部分に属するかを判断し、エージェントが作業を始める前に、それを目の前に届けます。ひとりが1台のマシンで長く使えるスクラッチメモリを求めているなら、リファレンスサーバーのほうが小さく、より良い答えです。Pathruleが必要になるのは、2人目の人か、2つ目のエージェントが加わったときです。
ローカルサーバーか、ホスト型エンドポイントか。
$ pathrule setup
- 作業ディレクトリを解決する
- setupがインストールするフックと並んで動く
- アカウントなしのローカルモード
- 対応するすべてのクライアントで使える
$ claude mcp add --transport http pathrule https://cloud.pathrule.io/mcp
- インストール不要
- Pathruleのアカウントでサインイン
- フックもローカルファイルもなし
- 求められたときに答え、先回りはしない
どちらもMCPを使い、同じ種類のワークスペースナレッジを扱います。ローカルのstdioとRemote MCPでは、ツールの一覧と引数のスキーマが異なります。接続するサーバーでtools/listを確認してください。
クライアントを接続する
よくある質問
MCPメモリサーバーとは何ですか?
エージェントがナレッジを保存し、後のセッションで読み返せるようにするツールを持つ、Model Context Protocolのサーバーです。MCPを話すため、どのMCPクライアントも専用の連携なしに接続でき、それがメモリをエージェント間で持ち運べるものにしています。
MCPは、メモリの仕組みまで定めているのですか?
いいえ。MCPが定めるのはトランスポートとツールの契約で、メモリのモデルではありません。2つのMCPメモリサーバーがすべてのメッセージで合意していても、メモリとは何か、どうスコープするか、エージェントが要求する必要があるかについては食い違うことがあります。
コーディングエージェントにとって、MCPのメモリだけでは足りないのはなぜですか?
MCPのツールはプル型で、エージェントは必要だと判断したときに呼び出すからです。存在を知らない制約については尋ねようがないので、何も届かず、しかもその失敗は表に出ません。この場面をカバーするのが最初のツール呼び出し前の配信で、それにはプロトコルの機能ではなく、マシン上のフックが必要です。
PathruleはMCPのリファレンスメモリサーバーと何が違うのですか?
リファレンスサーバーは、エンティティ、リレーション、オブザベーションのナレッジグラフを1台のマシン上のJSONLファイルに永続化するもので、エージェントが何かを置く場所としては優れています。Pathruleはそこに、パスのスコープ、チームのメンバーシップ、強制できる型付きのルール、そしてフックを持つクライアントでの最初のツール呼び出し前の配信を加えます。詳しい比較:Pathrule vs MCPメモリサーバー。
MCPでPathruleを使うには、何かインストールする必要がありますか?
Remote MCPに対応したクライアントなら不要です。https://cloud.pathrule.io/mcpのホスト型エンドポイントには、何もインストールせずに、OAuthとPathruleアカウントで接続します。Claude Code、Codex、Claude.aiについてはドキュメントがあり、OAuth付きのStreamable HTTPに対応したクライアントなら同じURLを使えます。フック時の配信を使いたい場合や、ローカルモードでアカウントなしで動かしたい場合は、Pathrule CLI(npm i -g @pathrule/cliのあとにpathrule setup)かVS Code拡張機能をインストールしてください。
ホスト型エンドポイントで、強制ルールを適用できますか?
いいえ。フックできる書き込み前のイベントがないため、ルールはコンテキストとして届けられ、変更をブロックすることはできません。Pathrule CLIとVS Code拡張機能は、Claude Code、Codex、Cursor、GitHub Copilot向けにPathruleのフックを登録し、そこでは承認済みのブロックパターンを持つ強制ルールが、該当する編集を止められます。WindsurfとRemote MCPでは、ルールはコンテキストとしてのみ届きます。
どのMCPクライアントがPathruleに接続できますか?
プロトコルを話すクライアントなら、どれでも接続できます。pathrule setupは、Claude Code、Codex、Cursor、GitHub Copilot、Windsurfを、それぞれが対応するフックや指示ファイルとともにローカルサーバーに接続します。OAuth付きのStreamable HTTPに対応したクライアントは、ホスト型エンドポイントを使えます。役割についてはMCPの概要で、各エージェントの接続方法は連携で説明しています。
ソースコードはMCPサーバーに送信されますか?
自動では送信されません。Pathruleが自らソースコードをスキャンしたり、アップロードしたりすることはありません。サーバーが運ぶのは、チームが書いたメモリ、ルール、スキルです。クラウドモードでは、当てはまるものを順位づけするために各プロンプトの冒頭が送信されます。また、あなたかエージェントがpathrule snapshotを実行したときには、ファイルツリー、マニフェスト、ドキュメントの短いサンプル、最近のgitメタデータがアップロードされます。詳しくはセキュリティページをご覧ください。